mizuito-tsumugi

〜 日 々 を 織 る 〜

毒親の定義とは

最近、もしかしてパターンは違えど

うちの両親も(特に母)毒親なのかもしれない

と思い始め…

父にも中学入る頃までは、よく蹴られ殴られたし。

母は口でしか止めてくれなかったし。

(私がこの性格なので、父に対してもいつかやり返してやる、と思い常に反撃を試みていたので余計に蹴られた)

寝れば、その後は私のことで夫婦喧嘩しているのが丸聞こえ。

夫婦間でいい話をしていたことはなかったんじゃないかな。

外ヅラ良くするための手伝いと箝口令は幼稚園の頃からガッツリ。

 

ついでに積み木崩しとか不良とかヤンキーとか全盛の小中学時代だったもので、

普通に学校生活もシビアで、成績でやっかまれ、先生からは可愛げないと粗雑に扱われ、イジメもどきもあり、

高校で救われなかったら、ものすごい人間不信の塊になってただろうな。

高校時代は家に帰りたくないくらい、学校が平和で楽しかった。

 

でも母にとっては私の成績が振るわなくなったので、他の成績順クラス分けの当時新設だった共学校に行かせればよかった、と。

 

母にとっては「いい大学」が目標で

私の心が救われることは問題ではなく、そんなのはいい大学」に入って「いい就職」をしてからでいい、ということだったらしい。

当時何度もそう言われた。

「大学に入れば」

「いい会社に入れば」

これって、当時も思ったけど今は尚更思う。

いい大学って何?偏差値?でも不祥事多いよ?

所詮日本の「学士」なんて何の価値もないよ?

海外では「●●と◯◯で学位を取りました」っていう意味あるけど、日本の大学は遊んでバイトして代返お願いしても単位とれて卒業できるからね。どこであろうと。

むしろ、どうしてもやりたい事が明確な場合は有名大学と言われる所じゃダメだったりするよ?

会社となったら、さらに水モノ!

ネームバリュー イコール優良企業ではないし。

企業も外ヅラはいいので。会社説明会と入社後の実態の乖離とか当たり前。

顧客に見えるところは最新にしても、見えないところは旧態依然ボロボロのまま、とか。

経営陣が時代についていけていなくて迷走している大手日本企業の大多数とか。

母の時代はブランドが価値あったけど、景気も低迷続けて給料も低迷、技術は諸々過渡期、

有象無象湧いて出ているけど、やり直しがきかないわけじゃないし、やりたい事でモチベーションを維持できるか、自分に合った仕事ができる会社か、そういう個人の価値観にシフトした今、外資ベンチャー、起業など幅広くて、「いい会社」のステレオタイプなどもはや存在しない。

高校の頃からこの話で母と平行線で、浪人時代は殆ど口をきかなかった。

多分、今も根っこの部分で分かり合えていないし、何故か昔から過剰な期待をかけては無理やり約束させ「裏切られた」と、かけた期待とコストについて延々詰られたものだ。

 

そして今、それも蒸し返されている。

出来ない、ということが許されない家庭で、

一応報酬を設定して取り組むけど望まない約束だから結果は達せず。

報酬も貰ってない方大半で、稀に欲しいもの(学校で使う鞄とか)を強請ると必ずバーターで条件を出された上で買ってくれるという方式だった。で、期待値に達せない(元々の設定に無理がある)という結末に、

「アンタはいつも、そうやって空手形ばかり!」

と詰られると。

 

子供が親にモノをたまにねだるのは、無条件ではいけなかったのか。

お年玉や夏休みに祖母たちがくれたお小遣いだって全て母が持って行って、自分で使ったことはない。

(私に、とくれるのは子供の前で大人の母に渡すのは外聞が悪いからで、本来は面倒見ている母が受け取るべきモノなのだから、と子供の時に抗議したら言い返された。なので個人的には1円も手にしていない。家計から私のためのお金が沢山出ているのだから、相殺だという理屈らしい)

コレってうちだけですか?普通ですか?

 

とにかく、今朝方も、私にいっぱい無駄金かけたと文句を言いつづけられたので

(当時も「私が望んだんじゃない」「アンタは世間をまだ知らないからよ!アンタのためなのに、どうして分からないの!」のやり取り)

「育てた子供に失敗作だから金返せっていうような人は、初めから子供を持つべきじゃなかった」

と私キレました。そしたら

「アンタもこそ持つべきじゃなかったわね!」

ですって。

だから、おかげさまでこちとらシングル子ナシですよ?

錯乱って、親としての常識も無くなりますね。

…まだ傷付く自分が嫌だ。

 

 

今は時間も曜日も関係なく、

自分が呼びかけた時に私が返事しないと滅茶苦茶怒る。

さっきも呪いの言葉としか聞こえない悪態ついてた。

全く相手の都合を考えないので、深夜に色んな人に電話して「誰も出ない」と怒って私の部屋に来る。

時間を指摘しても悪びれない、それどころか「この時間にしろって言うから!」と誰かのせいに。コレをさらにツッコんでしまうと、存在しない誰かか私のせいになる。

 

大人になって、親とはきっと限られた時間だからいい思い出作ろう、と一緒に出かけたり旅行したりプレゼントしたりしてきたけど。

全てが台無しになる程の日々。

母の中では「全て私が面倒見てきた」に変換されてる。

親族や父を看護し見送った時だって、1人じゃ無理と泣きついてきたから、ある時は仕事を辞めて付きっ切りで一緒に看護し見送った。

父の時も有休使いまくって、タクシー飛ばして毎日通った。

見送った日は、大事な仕事が入っている日だったけど、上司に連絡して他の人に代わってもらった(後日ミスがあったと言われた…)。

だけど「 全員私だけで看た!アンタは何もしてないくせに!」と何度も責められている。

祖父母たちを看なかった親類へ恨みつらみのと混同しているのか、本当に忘れて私自身だけを攻撃しているのか。

毎回探ってみるけど、私っぽい。

仕事辞めて、と言えば聞こえがいいけど、あまりに呼び出されて休むから、直属上司は庇ってくれたけどその上がダメで、実質クビだったんだよ。気に病むだろうから黙っていたけど。

 

別に報いて欲しいわけじゃないけど、

ここまで親にディスられまくるのは、キツイ。

会社とか他人なら、傷つかないわけじゃないけど立ち直れる。

でも実の親には子供の頃から、親も期待しただろうけど、こっちも期待しては踏みにじられてきたっていう思いしかない。

 

父の欠点や不満を並べてそうなるなと言い続けた母、

父の日も誕生日も、俺はお前に何もしない、だからお前も何もするな、と小学2年の子に言い放った父、

揉めているか目も合わさない会話もないのどちらかの両親。

正直言って「普通の夫婦」「普通の親子」が昔から良く分からない。

 

一般論や、個々のパターンなどデータとしては分かる。

何故なら物心ついた時から本の虫だったから。

何しろ両親は小学1年の子供に、フォント6〜7ポイントくらいの旧仮名遣いで書かれた厚さ2.5cmくらいの「アルプスの少女ハイジ」を与えたような人なので。

小学3か4年の頃に旧仮名遣いのシェイクスピアの戯曲(ロミジュリとか)を読んでた。

当然自力なので、分からない言葉は飛ばしつつ…

 

おかげさまで国語は大学まで勉強しなくても成績良かったですw

 

まぁそう言う本をジャンル問わず読み漁るタイプなので、物語としてまたはノンフィクションとしてのパターン(事例)知識はある。

けど、実感・体感を伴っていないから空虚なんだろうな。

それが結婚に踏み込めない一つかもしれない。

なんか、どこか自分ごとじゃない感覚が抜けないというか。

 

言われるがままに実家にいた自分の縛られ具合が、もしかして異常なのかもしれないと。

 

今や母の声を聞くだけで精神不安定になる。

母の声がする時は、良く聞こえなくてもロクなこと言っていないから。大抵私への文句だから。漏れ聞こえてくる端々だけでも、確かに。

 

まさか実の親でここまで苦痛になるとは思わなかった。

親不孝と謗られても、先に死ぬか逃げるか、二択しかない。