mizuito-tsumugi

〜 日 々 を 織 る 〜

1日でいい

解放されて

ゆっくり休みたい

 

 

でも忘れられないから

気が気じゃないんだろうな

 

心配やイライラから解放されたい

けど、それはきっと

意思の疎通すら不可能になったとき

 

結局は心から軽く解放されることは

決してない

 

私が記憶喪失にでもならない限り

 

 

確執とかゴチャゴチャある分

父の時のようには送れないだろう

相反する激情にまみれて

本当の孤独をじわじわと実感して

今より消えたくなっているかもしれない

 

 

 

嗚呼

でも今は

 

1日だけ全てを忘れて眠りたい

 

 

母までが「死にたい」とか「もう死んでもいい」とか「今日こそ死ぬかと思った」とか

 

私が仕事に行って不在なだけで

なぜか勝手に見捨てられたとか被害妄想に陥って暴走して

だからって、何をするわけでもないんだけど

 

朝から何も食べてない、飲んでないって言う割に

台所は散らかって食べかけが放置されているし

買い溜めしたはずの飲むヨーグルトが一気に無くなっていたり

もしかしてコレって…例の症状?

食べた直後に言うわけじゃないけど…

 

 

 

私は今日の遅いランチ、久し振りに昔よく行っていたラーメン屋でつけ麺食べた

ら、前と同じ普通盛りだったのに、途中で根を上げそうになった

 

最近は1日1食又はゼロ食にちょっとお菓子摘まむくらいで過ごしているから

たまの1食が堪えるようになった

 

メインはひたすら水分

100%の野菜ジュースも飲んでるし、まぁ栄養素ゼロじゃあない

 

前はデパートやスーパーでの買い物も、自分の物も買っていたけど…最近は母のばかり

 

たまに母もフラッと出て大量にパンとか惣菜を買ってくるけど

(同じものを大量のことも)

食べられない私で機嫌が悪くなる

けど、どうしても食べられない

そして体調は回復せず…の悪循環

 

そんなこんなで今現在

数分前からカバンが失くなったに始まり(ベッド脇に隠してあった)

さっき見つけて手渡したパックごはんがない

一緒に探してくれと呼びつけられ

(私が疲れ果てて具合悪くて頭痛くて寝ようとしている、ということはもう忘れている)

見つかったけど、絶不調の私に愛想が無いのが癇に障ったらしく

ごはんは日持ちするから、冷蔵庫にあるサンドウィッチ食べる〜なんて言ってたかと思えば

私が部屋に戻るなり

「また私なんか居なくなればいいって、死ねって言った!」

と突然、言ってもいないことでキレられた

 

そして今回は更に

「おいくら払えばよろしいのかしら?」

と刺々しく続き

「お金を貰えば、あなたも仕事と割り切って私の相手ができるでしょ!」

…と

 

何をどこまで分かって、考えてのことか

 

ただし、こうも続いた

「あなたと私は相性合わないのに、こうして訳あって同じ家に来てしまったんだから」

どういうこと?

「あなたが私をそれほど嫌っているんだし仕方ないことでしょう」

親子だってわかって言っているのか、聞いてみると「そうですよ!」と

 

子の私はどう受け止めればいい?

ただの錯乱と矛盾?

それとも親ではあるけれど一個人としての本音?

 

こっちが混乱している間に

「私がどれだけ、あなたのために心を痛めてきたことか!分からないなら私を殺せばいい!」

と高らかに叫んで

 

そう言われる子供の痛みは考えたことあるの?

溢れた言葉に

「そんなものより私の痛みの方がよっぽどですよ!!」

 

 

どっちがより傷ついたか、というのは

男女であれ友人であれ、どんな関係であっても

誰も比較することはできないし、どっちも傷ついていることに変わりなく不毛な論点だ

私の方が、といっている間は相互理解は不可能で

そもそも何故傷ついたか、傷つけてしまったかを話し合い、そこに理解と許容がなければ関係修復もできない

 

そういう意味では、うちは一生不毛なままなのだろう

 

母は、自分が今まで私のこと含め義父母や義姉や夫に対して如何に大変だったか、娘如きには到底耐えられることではないようなことに耐えてきたのだ、分かれ!自分の方が苦労して世の中を知っているんだ!という思いが今になって表に噴出しまくっているように見える

 

そうしていつまでも娘にマウンティングし続けていないとダメな人なんじゃないか

 

その裏には、多分コンプレックスや「こんな筈じゃなかったのに」という歯軋りが多いにあると思われる

 

だけどね、その娘も現役で、超氷河期に大学卒業して

平成不景気の煽りをモレナク全て社会人として受けて

昭和の景気なぞ泡沫の過去でしかない厳しい中で

派遣社員から一部上場企業(誰でも名前も主力製品も知っているような所)の正社員になり

中途入社以来勤続十数年の中堅以上くらいになって(もはやお前は中途じゃねーと社内では言われてる)

毎日まいにち上の無茶振りと下や他部門の反発や低スキルの狭間で足掻き続けて、人生も半世紀近く過ぎ

 

ふた昔前なら相当な年寄りで、いつ死んでもおかしくないよなーとか、日課のように思う

 

 

いい歳なんだから、子どもとしての親への期待とか、もう完全に止めればいいのに

こうして近くに居続けると、心は切れてないもんだな

18歳位で一度は心を殺して諦めたけど

いつのまにか、親への承認欲求が復活して

またズタボロになって、の繰り返しが

実はまだ地味に続いていたとは

 

 

元来嘘をつくことが下手で苦手で

愛想も幼い頃にボロボロになった結果手に入れて身についたもので

元の自分は超が付くほど人見知りだけど

死ぬ気で頑張って演技して、絶対心の内や弱みがバレないようにと必死に努力し続けて

いつのまにか誰も私を人見知りだなんて思わなくなっていた

自己申告してもジョークとしか受け取られない

人間関係をうまく回すための演技が、確かにいつのまにか自分の一部になってしまって、本当の自分ってヤツが何だったのか分からなくなる時もあった

 

それでも、家に帰るとリセットされて

演技ができない自分になるから

 

だから、お金さえ貰えれば他人事と同じように出来るだろうという母の言葉は

1本のナイフが心に、というより千本の針が脳に刺さったようなショック

 

結局、親子といえど、何も分かり合えていなかったのか

 

私という本質を理解してくれる人間は、親でさえなく

学生時代の親友1人のみだった、ということか

 

母にとっては、外で演技している私が本質で

自分の前でもそうあるべき、だったのかもしれない

現に今、自分だけに冷たいとか見捨てているからこういう態度なのだ、とか言っているのだから

 

自分を捨てればいい、とか

出て行く、とか

結局は構って欲しいの裏返しで

 

機嫌がいい時の(こうなる前からだけど)

束縛なんかしていない、とか

あなたは、あなたの人生があるって分かってる、とか

別にこうしろとか強制はしていない、とか

そういう発言は、自分の手で手綱を掴んでいるという自信の裏からのモノで

私は常にリードを付けられて育ち

外そうともがくと首が締まり、それは私が悪い子だから、という理屈が成立している

更にそこに悪意はなく親の善意の名のもとで

だから永遠に平行線

 

今となっては、聞いてくれ、やってくれ、の一方通行のみになり

 

私たち親子が歩み寄れることは生涯ないことだけが、明確になった

 

認知症は理性を司る部分の働きが弱まり

本能・本音が剥き出しになるから攻撃的になりやすいのだという

 

であれば

今聞く母の私への言葉たちこそが、本音で真実なんだな

時に錯乱したとしても、可愛くない、憎たらしいといった感情は間違いなく私自身に向かっている

とうとう

「時代が許されないからだけど、私は子を持つべきじゃなかった」

とも言っていたし

本当は結婚も子育ても不本意だけど、時代が時代だったから義務を果たしたんだろうね

義務のために頑張ったのに、子供は言うことを聞かず、毒舌ばかりで(言い負けたら自分の明日に立場はないと、親から学んだ為かと)可愛げがない、お金掛けて習い事もさせたし予備校も行かせたのに思うような結果が出なくて周囲にみっともな、そんなところかな

 

今でも調子がいい時に話すのは、親の反対を押し切って叔父の紹介で入った会社(つっても誰もが知ってるメーカー企業)での独身時代の思い出話が大半

どんなことがあった、どんな人がいて、こんなこともしていた、とか楽しそうに

 

時代が許せば、働き続けたかったんじゃないかな

たぶん、結婚もせずに、自由に

 

その夢を私に完全に投影したわけだけど

昔、若い頃に「働くこともいいけど、将来的には主婦になりたい」って言ったら鬼の形相で反論されて驚いた

生き方の選択の一つに主婦があってもいいと言いながら、私が選ぶのは許されないのか、と

 

 

私は私でしかないから

母の本当の思いや心のうちは分からない

元々、私は感情を出した後それを理屈で考察したり分析したりする方だけど

(学生時代の親友も同類で、メールなぞない時代だったから手紙がお互い小論文のようになってしまい、普通料金で郵便が出せなくてエアメール用の薄くて軽いレターセットを愛用していた)

母はどうも直情型で、悩み方も情感的っぽい

だから、私の一連の言動が繋がらないし理解できず、言っていることはへ理屈にしか聞こえないし最後まで聞かない

 

うん、今まで、最後まで論法を聞いてもらえたことはないな

かといって先に結論を言うと炎上しかない

そして途中で口を挟むと「最後まで聞け!」と言われる理不尽

 

なんか、こうして書いてみると

まるでよく聞く世の夫婦のような…

私が夫側、母が妻側

母は確かに父の妻なんだけども(たぶん会話噛み合ってなかったな、うちの両親も…最期まで)

 

このブログも、もっと内心渦巻く汚い言葉の墓場にするつもりだったのに

結局ダラダラ思うがままの心の整理を連ねて終わっている

 

まぁ、書くことで備忘録とすることと

自分を落ち着けようという目的は

一応は果たせているのかな

 

流れに脈絡はないけれど

 

ついでに、どっかに疲れの墓場もあればいいのに