mizuito-tsumugi

〜 日 々 を 織 る 〜

自分に余裕がないから 暴言に心殺される一方

患者は

自分が自分じゃなくなる不安から暴言を吐いたり暴力的になると言う

 

確かに、どうしようもなく不安モードの時は

同じ家にいてもなんども確認してきて

よかった、いてくれてよかった

と崩折れそうになるのに

3分後には意味不明の文句を並べ立て

私が誰だかの口車に乗って母親を陥れようとしているとか

こんなに愚かだとは思わなかったとか

警察で洗いざらい暴露してやるとか

全く理解できない母論理を展開させ

部屋まで押しかけてクドクドと罵り始める

 

行ったかどうかも分からない病院に対して

営業時間や対応に文句ばかり

 

最終的には自暴自棄な言葉を吐いて

どうせ先は短いとどうなってもいい人間だとか

わざわざ私に聞かせるように言う

 

否定すると何故か炎上し、さらに言ったことなどないセリフが私の発言として飛び出し、それを責め立てられる

 

耳を塞ごうにもドアの前

 

元から生きる気力や目的が薄い私には

もう私では役者不足すぎて

さらに精神が削られてこの世への執着がなくなって行く

 

べつに本当に死にたいわけじゃない

ただ解放されるには、それしかないと本能で理解しているから

 

どちらかが死ぬまで母の依存と暴言の二本立ては続く

一人っ子である以上、協力者は皆無

全てが全力で私に向かってくる

 

楽になるには、後ろめたさもなく解放されるには

事故か病気で記憶を失うか、意識もない状態になるか

先にこの世から消えるか、それしかない

 

親子関係にハッピーエンドなぞ有り得ない

 

まして決して私を手元から離さない

同じ家にいてさえ会話を避けて自己治癒のために寝ているだけで半狂乱になるくらいだ

 

出て行くと言うのも、脅しにしか聞こえない

 

仕事を続けながら

自分の持病と戦いながら

先の見えないままアグレッシブな母の相手をするのも、精神的に限界が近い

 

だけど、私を入院させるって言った!とか

自分でちゃんと生活しているのに!(大嘘)とか

被害妄想で検査も施設も超絶拒否なのは変わらない

イヤ、むしろ短期でも検査でも入院してくれたら助かるけどさ

火に油注ぐの分かってて、おくびにも出さないですよ

 

全然食欲なくて

唯一食べられそうなフルーツ牛乳寒天を買ってたんだけど

今日も、死にそうで動けないと廊下に蹲ってブツブツ呟いていた母に

飲食しないからだと、それさえも渡してしまったので、私の食料はなくなった

 

まぁ以前コンビニで買ってたイカソーメンくらいはちまちま齧ってるけど

 

機嫌のいい時の母が、最近痩せたわね!と喜ばしげに聞いてきた

何故痩せられたのか

そりゃ10代の人間関係ストレスで暴食して以来、10キロ単位で変動し続けていたけど、最近はめっきり中年らしく痩せにくい体質になっていたからね

 

適当に理由誤魔化したけど、やっぱり食べなきゃ痩せるんですよ

痩せ方は綺麗じゃないけど

そして食欲がなくなったのはあなたに心を削られる反動なんですよ、ストレスです

 

今は食べるより薬を飲む方が落ち着く

 

 

もっと心を淡々と閉ざして対応できるようになりたい