mizuito-tsumugi

〜 日 々 を 織 る 〜

20時 まさかの…新聞タイムカプセル起動

買い物行って帰ってきて

インターフォンが鳴って見てみると某新聞代理店のお兄さん

 

今月になって急に新聞が投函されるようになって、母は知らないと言うし

私はN電子版派なので契約するわけもなく

問い合わせを入れていたので、その件かと招き入れてビックリ仰天

 

1年前ちょい前に

母が

父名義で

6ヶ月の

契約をしていたーーーーーーー!

 

 

去年の5月末に

確かに今年の7月から

半年間

で、母の字で書かれている…

印鑑もウチの…

 

で、玄関に現れた母曰く

「夫が復帰する頃にね、取ることにしたのよー」

 

は?

死人は復帰しませんけど?

あなたの旦那は、私の父は、2年前には既に他界しておりますよ?

(その脱力で認知症を発症したんじゃん…)

 

父が入院中に験担ぎで契約したならまだしも

既に他界して1年を過ぎて…

 

1年ちょい前って、私が母がなーんかオカシイ?って気付き始めた頃だわ

すでにやらかしてた。。。

知らなかった…どこにも控えさえ見当たらなかったし

父存命中に新聞屋から大量にティッシュは貰っていたから、多少増えていても分からなかった

(洗剤とか要らないから一番の消耗品のティッシュくれ、という両親だった…昔は猫もいたしね)

 

そんなタイムカプセルみたいな契約なんて

想像すらしてなかった、抜かった

 

ずっと知らぬ存ぜぬだった母は、兄さんの顔を見たら思い出したのか

「夫が読むから」

と混乱発言もあったけれど

「お父さんのために長く取っていて付き合いも長くて、あの人いい人なのよ〜」

だからいいじゃない、ですとさ

いい人だから、で契約されちゃたまらん

本当に知っている兄ちゃんなのかさえ私には確かめようがないし

この調子で詐欺に引っかかってくれるなよ、と切実に願う

 

とにかく契約書は正しく本物だったので、半年は払います…

 

ただ、母を部屋に戻して兄ちゃんには釘刺しておきました

母は認知症で判断力に欠けるので

今後、母からのものは受けてくれるな、と

まぁ、夫が…もうその時にはいないでしょ、のやり取りで察していたっぽいが

 

認知症の年配者がいると知られることはリスクでもあるけど

伝えないで何かが起きる方がマズイ

認知症ならば契約無効にできる場合がある(不動産売買なんかまさに遡求して無効化できるし、そもそも原則として契約能力に問題ない事を司法書士が確認する義務があるんだけども)

 

しかし私は電子版だし母はもう文字読まなくなっているし

新聞は嵩張る……