大量のお稲荷さんと鍵
今日もチョコチョコとGPSチェック
フッと仕事に集中している隙に、出かけてるんだよなぁ
マメに見ている時は自宅から動かないのに
で、帰ってみたら大量のお稲荷さん
5人前くらい
「これ、自分の分は?もう食べたの?」
と、ドッシリした袋片手に聞いたら、返ってきた言葉は
「えっ、お昼に食べなかったの?」
朝、仕事に行ってくるからね、と会話して
薬も飲んでもらってから家を出たんだけど
部屋のドアにはいつも通り、A2サイズの黒板に「出社中」プラスαを書いたものを提げてあるんだけども…
あまりの量に、こんなにどうしたの?と聞かずにはいられず
メッセージで、買い物は自分一人で食べきれる量で、と送っていて見た形跡があるにも関わらず、なので、つい
すると
「今日はお休みだから、子供達もたくさんいると思って」
ですと…
「誰の子供?」
「あなたの」
「いませんけど(食い気味)」
とりあえず、母に1パック、自分で1パック頑張るとして、残り3パックは考えるのを放棄して冷蔵庫に詰め込んでいると
「…ほら、あなたのお兄さんとかお姉さんが」
「あなたの子供は一人でしょう」
「??? 他に誰かいなかった?一人くらい」
「もう一人の家族のお父さんは、もう死んでいないよ」
「ん? あー…お父さんはもういないんだったわね、でも他は?」
「あなたと私だけ」
しばらく沈黙
「そうなの(半分納得、半分疑問系)」
うん、いたら良かったのかな、私に子供
孫、欲しかった?
あれだけ「結婚なんてしなくていい」と刷り込み続けていたのに
あぁでも確かに、30代半ば頃から急に
「すぐに別れていいから、子供だけ産めばいい」
って時々言っていたな
結果的に別れるならともかく、そんな無責任なことできるか、って一蹴していたけど
残りのお稲荷さん、明日食べると今の母は言っているけど、明日の母は食べるとは限らない
こういう処理が唐突に入るから、毎日自分の食べ物は買わずに帰る
正解だったけれども、こんな時間から大量の炭水化物…あ゛ー…
でもって、補助鍵はやっぱり今朝方に見つけられていた
私も家の中にいる状態なのに
「鍵が増えていて、出られなくて、いよいよ私を追い出す態勢に入ったんだわと思った、ここを使うなってことだと」
だって…逆でしょ…ソレを言うなら閉じ込めの方でしょ…
ついでに昼間も開かなかったと言っていたので、単純に鍵というものの扱いがその時には分からなくなっているのかもしれない
朝、私が外から掛けた状態だったんだから、閉じ込めようがない
今日は私の帰宅時ちゃんとスライドロックも鍵も掛かっていてホッとしたけれど
鍵に対する認識や理解に波があるようだから、防犯的にもいろんな意味で心配!
補助鍵は防犯強化と
掛かっている間は、どこも空いていない出る必要のない時間だから、時々昼と夜を間違えるでしょ?開かない時は夜だから
の説明で、今日は納得していた
薬もそうだけど、割と精神的に落ち着いている時に言い聞かせて実行を繰り返すと
以前より習慣化しやすい傾向があるかもしれない
シンプルなルールだからかな
薬は、時間の観念が曖昧なのでタイミングは私が管理しているけどね
在庫も私の部屋で、飲む分だけを渡す
そうしないと飲まなくていい昼にも飲んでしまうので(やらかし学習済み)
今日からは、玄関が開かない時は夜、外にでちゃいけない危ない時間
という刷り込みを頑張る
そういえば今日、市役所の福祉課から連絡あり
介護申請聞き取り調査の日程が確定
母には直前に言うことにしよう…
でもって出かけないように見張りつつ…
その後審議会を経て、結果は月内かな…来月かな…
デイサービス、本当に行ってくれるかな…
最初は付き添いしないとダメかな…
考えだすと眠れない
でも、今まで色々な安定剤や睡眠導入剤を飲んできたけど
悉く効かなくて、飲まないよりはマシかな?だったのが
ほかの薬との相性もあるのか、ソラナックスは今のところ安定して効いて、入眠できる
(眠剤ではないから、途中で何かあれば起きるけど)
これを処方して貰ってから、更に最近は量を増やしてもらえたから、以前より精神的な支えというか、マシになったと思う
なかったら先に私が鬱に突入していたかもね
明日こそ、母は美容院に行くらしい
ここ数日、XX日のX時なの、と言いながら忘れて寝ててすっぽかす、というのを繰り返していて
本当は今日も11時に行くと昨日言っていたのに、電話も(携帯も家電も)反応なく、メッセージや留守電を残してみたけどGPSが全く動かず
美容院は同じマンションにあって、学生時代から社会人の途中までは私も通っていたところで、店長さんはよく知っている人なので、おそらく初めてではないから察しているんだろうな
店長もしばらく店を休んでいた時期があって、なんとなく親の介護だったんじゃないかと思っている
母が言うには、再開してからの店長さんは以前はとても疲れた感じだったのに吹っ切れたように、なにかが軽くなったような、とても穏やかな笑顔になっている、と
動物的直感が以前と違って鋭い母
でも、その背景までは想像が追いつかないのね
結構長い間(年単位)で店を閉めていたから、当時は辞めたのかと思ったけど
もう数年前からお店に出られなくなっていたお母様の介護だったのかな、しかも大変な状況だったんじゃないかな、と
見送るのは当然辛かったと思う、でも介護から解放されたという荷を下ろせた感も同じくらいなんじゃないか
そう思えば、うちの母が何度予約を間違えたりスッポかしたりしようと
施術中に支離滅裂な変な話をしようと、私に何も連絡せずに対応してくれているのも納得できるというか
認知症とか介護を経験した人は、そういう所を察して上手く対処してくれる
なんとなく、店長さんもそんな感じがする
私が帰宅する頃には閉店しているし
出社する頃には当然開いていないから、そうそう会えないんだけど
もし会えたら、お礼とお詫びと、よろしくお願いしますを伝えたい
しかし明日こそ行くと言ってるけど、予約時間が分からないと…
「明日、何時?」って私に聞かれても、明日リベンジということさえさっき聞いたばかりっすよ…
とにかく開店と同時に1回聞きにいく、ということで本人が納得しました
ので、ちゃんと夜寝ないと明日の朝起きれないよ〜、と何度も念押し
お腹もいっぱいだろうし、寝てくれーーー
私はこれからお稲荷さんを頑張って食べる……