意外な検査結果
血液検査
SPECT検査
今日、母と結果を聞きに病院に行ってきた
怒濤の毎週通院もこれで一段落
予約表を見ると、メンタルなのに30分間に4〜6人のペースで入っている
そりゃ押すよね
待つよね…
結局、予約時間から90分経って、ようやく診察室へ
血液検査から
特に問題無し
感情的になりやすいホルモンの値も基準値内
一個だけ基準値越えだったのは、肝臓のナントカいう分泌液が、腸まで届かないといけないのに詰まっている可能性が高い事を示しているというもの
ただし特に治療等は不要で経過観察でいいとのこと
次にMRI
(問題ない場所だったけど先天性奇形部が見付かっている私より全然何もない)
脳の萎縮も若干見られるけれども、としそうwと言えなくもなく、海馬など特定の場所で萎縮が生じていることも無い
灰白質は薄くはなっているけれど、若い時と比べれば当然で年齢相応と言える(これは私からした質問への回答)
萎縮だけ見ると、然程でもないということになる
そしてSPECT検査
受けてよかった、大学付属の大病院で正解
ここで、予想外の結果が
これは造影剤を少量血管注射しておき、脳内の血流を撮影するというもので
見せてもらったグラフでは、アルツハイマー型の調査ではある基準値ラインを超えているほど可能性が高く
レビー小体型では基準ラインを下回る程可能性が高いというレポート形式で
何と、これまでの予測を裏切って
・アルツハイマー型 → 基準ラインより結構上
・レビー小体型 → 基準ラインより結構上
つまり、レビー小体型の可能性は消えて、アルツハイマー型認知症の初期段階という診断!!
けれど、今日、病院に行く前も行く間も、最近とみに、部屋に誰かがいる、勝手にテレビを付けて見ている、消そうとするとすごい顔で睨まれる、というのを言い続けて、どうにかしてとか、アンタが誘い込んでいるのかとかギャースカ騒ぎまくっていて
今日の診察でも訴えていて
検査結果はアルツハイマー型で、以前の診察では譫妄の可能性もあると言っていたけど
けれど言っていることは確かにレビー小体型のような内容だし、違うだろうと
心の不安とかを和らげる薬を出しましょう、ということになり、薬1種追加
・レミニールOD錠8mg(朝夕食後)
・54ツムラ抑肝散(毎食後)
・ベルソムラ錠15mg(就寝前)
・[新規]クエチアピン錠25mgファイザー(夕食後または就寝前)
クエチアピンはレビー小体型だとNGとのことで、結局アルツハイマーだったため処方可能に
そもそもベルソムラはオレキシン受容体に作用して寝つきを良くして、更に睡眠を維持させる(中途覚醒や早期覚醒を改善する)ための、一種の睡眠障害症治療に使われる薬
私は入眠障害の方が強いからか、使ったことはないけど
(軽そうで効かない気がする…そもそも入眠障害には向いてないみたいだし)
でも意外とトイレで中途覚醒しているんだよなぁ
本人は覚えていないから脳は寝続けているのかな
今回追加されたクエチアピンは、分かりやすい、セロトニンやドーパミンといった受容体に働きかけるもの
ぶっちゃけ、抗精神薬の一つだわな
統合失調症の治療で使われるやつ
といっても、友人が飲んでいたことはないし、導入編カテゴリなんじゃないかな
って、私の感覚が既に一般とズレている気もするけど…
不安を抑えるために幸せホルモンとも呼ばれるセロトニンを分泌させて落ち着かせましょう、っていうね
強い薬だと躁状態まで一気に突き抜けたりするけどさ
そんで効果が切れたら反動で鬱状態が同じだけ深くなる
友人がそうしてジェットコースターみたいに変動していた時があった(ついでに摂食障害もあったので、躁状態で外食時に異常な量をオーダーして食べて、吐くという)
いずれにしても基本的に眠気を呼ぶ物質が含まれているから、眠くなる可能性があって
すぐに眠くなる人も、時間が経って眠くなる人も、私みたいに「何か飲みましたっけ?」っていう人もいて
だから試して、夕食後か就寝前かは自己調整してくださいとのこと
で、今日は食後に飲ませてみたら、しばらくはペットボトルゴミの分別をしていたけれど、いつの間にか、何故か這うようにして私の部屋を開けて入り口に座り込んでボンヤリしている
あーこりゃ薬効いて眠くて言動があやふやになっているなぁ〜
パジャマに着替えきっていなかったけど仕方がない、どう見ても限界
どうにかベッドまでたどり着かせ
台所の片付けを終えて様子を見に行ってみたら…
倒れ込むようにガッツリ眠り込んでいた
足が床に着いたまま
せめてちゃんと横になって、と声をかけたら
唸りながらも一応足はベッドの上に
でも枕も布団も無視
方向も逆
もういいや、と毛布だけかけて電気消して(常夜灯は残す)立ち去った
うーん、効くの早かったし、今の所は物音たてても気付かないし
明日からは就寝前かな
その寝つき、というか薬効、羨ましい
ソラナックスは全く別のベンゾジアゼピン系で、心身症・抑鬱・睡眠障害に対する薬
他の片頭痛の薬は神経系のものを複数服用しているから、同時処方可能なものとなると狭まるんだろうな
今のところ、他の薬と併せて服用すれば効かないわけじゃないので困ってはいないし
今日の母の検査結果、特に SPECT検査のレポートが細かくてよく見えなかったから
このレポートをいただけませんか?とお願いしたところ、印刷不可でROM焼になると
目的を聞かれたので、自分がじっくり読むためですと答えたら、「娘さんは医療関係の方ですか?」と重ねて聞かれた
…別に一般人でもレポートくらい読むと思うんだけど、何故そう思われたんだろう?
「メーカー勤務ですが」と答えたら一瞬間が空いて「…そうですか」と微妙な返事
なんか私に変なフラグ立った?
コイツ扱いづらいとか?
父が入院していた時も担当医に似たようなこと聞かれたけど、身内の症状とか調べるの別におかしくないでしょ?
片っ端から文献漁るし論文だって読みますよ、タダで日本語なら…
医者になる気はゼロだけど興味はあるから医学系の本を読むの好きだし、だから大学でも法医学を選択したし
(某県警の監察医をしていたDrが講座を持っていた…ので、急に休講になった後は大抵ニュースや新聞にヤバイ記事が…しかも医学部で使っているのと同じ教材を使い回す容赦の無さだった…試験も)
医学論文や文献は、法学の論文ほど無駄に回りくどくないし、研究や臨床のデータを元に理論が組まれてるから読みやすい
実は理系ほど文系と言われる文章力・読解力・語彙力が必須なんだよね
進路選択時には気付いていない人が多いけど
文系なのは、装飾や芸術性に踏み込む場合
それ以外はある意味常識で理系も文系もない
文脈が通じない論文なんて問題外だし、言語文化に生きている以上、「理系だから」は理由にならない
むしろ理系ほど、理路整然とスマートな文章を書けなければいけない
数学の解を出すまでの式の展開が如何に美しいか、と同じ
そういう意味では中途半端に文系カテゴライズされている法学関連は、センス皆無・壊滅的なものが殆ど
なに言いたいんか!と叩きつけたくなる
要は「XXXXでしょ!」と一言でまとまる事を1ページに渡ってクドクドネチネチ
端的に万人が分かる言葉に置き換えることが出来ない イコール 日本語力がない
まぁ法学なんて解釈論で自論を押し付けるのが目的だしね
医学は発見や結果を数値に基づいて論理を展開させるから
未解読部分とかは多分に推測となって自論展開になるけど、でも読みやすい、分かりやすい
とまぁ話はズレたけど
専門分野を分からないと言っていたらメーカー本部で長くやってられないんですよ
担当分野は数年とかで変わったりするし、ショールームにいた頃は自社だけじゃなく取引のあるパートナー商品も展示していたから、説明やデモができないといけなかったし、多少のトラシューも自力だったし
技術畑じゃないから、なんていってられない中でずっと生きてきて、技術の人たちとも営業とも同じくらい接して絡んできて
ある意味、私たちの仕事が一番誰にも理解されていないんだけどw
という環境と、あとは性格かね
幼い頃から本は乱読、これといったジャンル決めも作家決めもなく
興味があれば何でも読むし調べる、というまま育って今に至る(親が何聞いても教えてくれず自分で勝手に調べろ、という人たちだったのもあり)
検査結果の割に出ている症状は酷いので
データもらったら、まず私が読んで、調べて
場合によっては母に内緒でセカンドオピニオンもアリ…か?
本人いないと難しいかな
さて、そろそろ疲れもあって眠れそうな気がするので、横になってみよう