mizuito-tsumugi

〜 日 々 を 織 る 〜

朝から飛び出した母、生理的嫌悪が拭えない私

テレビを消しても、結局すぐにまた自分で付けてしまう

 

今朝からも、人がいっぱいいる、知った人もいる、嘘じゃないから来てみて!と何度も起こされ

どこにもいないよ!と言っても「いる!」と言って譲らない

挙句、ベッドの所にも居場所がなくて戻れない

XXX(旧実家のある西日本の街)にでも行こうかな、とまたしても言い出し

テレビで西日本と東日本の区別が付かなくなっているから、歩いて行ける位に考えていて危険

コッチもやっと薬で片頭痛を抑え込んで寝ていた所だったのでイライラして

昨日のこともあり、人様に迷惑を掛けることを考えるな!と怒鳴ってしまい、誰もいないんだからベッドなり部屋でおとなしくしていてよ、コッチの都合も考えてよ!と

 

その後「出かけてきていい?」と言ってサッと出て行ってしまった

聞いておいて、まだ返事していないのに

一部の早いスーパーやカフェは開いているはずだから、その辺かと思っていたら

しばらくしてGPSを辿ってみて、あらまぁビックリ

バスで20分くらいの場所まで歩いて行っちゃっていた

昔は自転車でよく近辺をウロウロしていたらしいけど、今は徒歩

これだから体の元気な認知症の人の徘徊は怖いんだよね

 

携帯にまたメッセージ入れておいて、返事は一切なかったけど一応見たのか、その後GPSの動きが引き返し順路になって

出て行って3時間後の今、帰ってきた

歩きかと思ったら、タクシーだったらしい

運転手もわけわからん客で困ったんじゃないかな

何でタクシー乗ったよ…

 

外の空気に触れて体を動かしたからといって、口調から出て行く前と状態は変わっていないのが分かる

 

前は外に出たら気分転換されてケロッとしていたけど、それすら最近はなくなってきた

家に帰れば、私がいれば、元の木阿弥

何もいい影響が残らない

 

 

母がいない間に、高齢者サポートセンターに電話した

最初、記録がないと言われてハァ!?となったけど、折返しが来た時には「失礼しました、ありました」と

管理体制大丈夫か…?

 

結局、担当の介護福祉士保健師さんとじゃないと、となり、今は不在とのことで折返し連絡待ちということに

 

母と私と別々に希望をヒアリングするのか分からないけど

母はもう介護保険申請のことも結構忘れて、どこまで覚えて理解しているのか謎だし、地雷も多い

けど、そういう似たタイプの方は珍しくはないそうなので、そこはプロの腕に任せてみよう

 

 

母は、私が具合が悪いとか寝ているとか、そういう状況にあっても完全無視、自分が起きて用があればそっちが重要で私がどうであろうと一切気遣うことはない

元からその傾向は顕著だった人だけど、今は更に返事して望む反応を得るまでやめないしつこさが加わって、最悪

私が具合悪いと言えば何故か自分の方が辛いと張り合う始末(でも、どう見ても元気)

 

熱が出ようが寝させてもらえず、流石に実家で発熱したら家に帰るだけの余力体力気力がないので、ますます悪化するというのを繰り返し

 

お陰で痩せましたね

ストレスとか食欲不振とか

久し振りに行ったサロンで真っ先に言われたくらい

鬱の症状まるかぶりだけど、睡眠障害は元々だし

死にたくなるのも親との同居では日常的

ただ食欲不振で痩せたのは初めてかな

やたら燃費が良いせいで、食事制限では痩せない方だったのに痩せたというのは

 

 

また出かけて来ると言いに来た

その前に私の部屋を開けてもいいかと聞くから拒否したら怒っていった

じゃあ聞くなよ

自分の部屋に親に入られることが、昔から生理的嫌悪が強くて受け入れられない

子供の頃に、友達との交換日記を勝手に読んで口出しされた事とか、気に入っていたものを勝手に捨てられていた事とかがトラウマなんだと思う

見られたくない物は必死で隠すようになったけど、何故か母は探して全力で暴いてきて、何度も泣きながら抗議した小学生の頃

高校生になるまで自室を与えられなかったので、プライバシーが全くない上に、親だからという理由だけで何でも勝手に開けて見られて不愉快でしかなかった

 

年々隠し方が私も巧妙になり、可能な限り家には持ち帰らないようにし、誰より親が1番の警戒先だった生活が長かったせいで、気付けば個人的な事を聞かれるのも部屋に入られるのも触られるのも、他人より気持ち悪くて嫌だと感じるようになっていた

 

父が生きていた時はそっちに手間暇かかり母の気が向かっていたので、ほどほどに距離を開けていられたけれど、今は私一人になって全力でべったりされると耐えられない

近寄らないで、話しかけないで、入って来ないで!

パワハラモラハラ上司と同居して常に纏わり付かれているのと近い恐怖感

 

幼少時、そばにいて欲しい時には「甘えるな」と突き放され、熱が出ても事故で怪我をしても食事や薬の世話以外は放置

普通に友達と出かけて行ったり、淋しいなんてとても言えなかった

甘えることは許されていなかった

ひたすらに強くなれとだけ言われて育った

なので今だに人への甘え方は分からない

甘えられることは多々あるけど、甘えられないし、母の目論見通り誰にも甘えない人認定されている

そりゃ、可愛げないよね、恋愛も上手くいくわけない

特に若い時分に、甘えられない私の本性を見抜ける程人生力に長けた人はいなかったし

気がつけば甘えがカワイイ歳をとうに過ぎて

 

そんな母が、淋しいとか私がいないとダメだとか言っている今の状況は、正直言って気持ち悪い

自分から幼少時に突き放しておいて、何それ

というのもあるし、やっぱり第一はもう生理的に無理

 

そうして寄ってきて、出て来るのは私を否定する暴言のみ

なのに逃さないと言う

 

1日働いて、家事をしながら部屋に入るまでの少しの間なら耐えられる

でも休みの日に実家にいると蛇に絡みつかれたように息苦しくて気持ち悪い

 

部屋に静かに篭りたくても篭れないストレス

 

やっぱり大人になったからといって、認知症だからといって、過去を許せるものではないな

年季が入って根が深すぎる

小学1〜2年にして既に親を信用出来なくなって、自力で行きていけるようにならなきゃと決意していたくらいだもの

子供ながらに、何度も本気で家出も検討したし、今の自分じゃ無理だと諦めるのが辛くて遅くまで帰らないプチ家出は何度か繰り返したかな(後から徹夜で叱られる方がキツくてやめたけど)

 

 

心の底から嫌だと拒否しても通じないし

意思表示はワガママとしか捉えられないし

母がゴリ推ししたことも最後には私自身の意思にすり替わっている

 

法学部法律学科を出て、その後も独自でちょこちょこ勉強して、今でも会社の法務とガチンコしている私より、弁護士の知り合いがいるってだけで何故か自分の方が物知りで優位だと思っている

(そもそもその弁護士も日本の女性弁護士黎明期の人だから、もう現役じゃないと思うけどね)

相続などの民法の話が出た時に私の発言を悉く否定して馬鹿にして「少しは勉強して来い」と言い放つ

自分の方が全く理解していなくて、テレビで聞いた断片だけで勝手に都合よく思い込んでいるだけなのに

法律はそんなに甘くない、特に現政権による改正は増税目的だから余計に昔より厳しい

うちには孫もいないし、自営もない

 

とにかく何でも私の方が知っていたら許せなくて、何を言っても疑って信じない

だったら話しかけるな、放っておけと思うのにソレもない

 

お前はまだ社会を知らない、とかも良く平気で言う

社会経験の差は歴然なのにも関わらず、絶対認めない

 

たぶん、私が自由に生きるのも幸せになるのも、深層心理で許せないだと思う

表では「親が子供の不幸を願うわけないでしょ!」と言うけど、行動は逆張りで伴っていない

自分が叶えられなかった事を、自分より劣る人間に叶えられてたまるかと

子供にマウントしないといけないって、かなり情け無いのに無意識だから

相手を落として否定しまくって、劣った人間なんだから逆らうなと首根っこ掴んで縄をかけ

モラハラの定石と同じだね

 

 

あとは、カフェイン大量のドリンク中毒に近くなっているのも、何か影響しているかもな

本人は「そんなに飲んでない」と言うけど、空瓶がゴロゴロ

1日に何本も飲んでは「これのおかげで動けている」と言う

コーヒーも飲むし、ドリンクもカブガブ

体が震えるとか、頭がふらつくとか、カフェイン中毒なんじゃないのと最近疑い始めた

 

ドリンクを取り上げていた時の方が落ち着いていた気もするし

ダメと言っても買って来ては飲んで、家のあちこちに空瓶が散らかっている

「1日1本まで!」と手渡ししていたけど、無駄

だって買いに行っちゃうんだもん

飲まずにいられないって、コレ中毒じゃないの?

 

あーもう

頭痛いのに、薬もらいに行く気力もない

最後の1錠を飲んでしまうか悩む

 

頭痛と一緒に耳もおかしくて腫れた感じで聞こえが悪い

片頭痛とストレスのダブルパンチのせいだろうな

 

 

自己負担額1割、月最大196,680?単位

デイサービスとショートステイでどうにかなるのか?

母の預金でどこまで出来る?

あと何年?

 

寿命は計算できないから難しい

 

自分の医療費もソコソコかかるし

まずはデパートの積立解約からだな

 

 

片頭痛の人間は本来静かで邪魔されない環境を望む

けど、現状無理なのでひたすらイライラと痛みに耐えるしかない

下瞼から頬にかけてピクピクし出した

帯状疱疹ウィルスも増えて暴れて本当に調子ヤバいかも

光も音も強い苦痛も刺激にしかならない現状、母の声だけでもう本能が自衛で拒絶して体が震える

 

 

母と私との間に、穏やかな感情や信頼関係があったら、また違ったんだろうか?

詮無き仮定でしかないが