mizuito-tsumugi

〜 日 々 を 織 る 〜

私が母の人生を台無しにしたんだとさ

日曜日

薬を飲んでも朝まで眠れず、ようやくウトウトしていたら

ソッコー母に何だかんだ起こされて

 

のらりくらりして、休日なんだから静か放っておいてと言ったら気に入らなかったようで

急に

「あんたは1円も税金も何も払ってないくせに!」

とキレられた

ハァ?何のこっちゃと思っていたら

「この家にかかる税金も諸々のお金もあんたは何も出してない!」

「あんたには何の実績もない!」

 

父の口座は相続手続でなくなって引き落としは私の口座だし、契約名義も私だし

固定資産税も私が払ってるし、母の保険料も天引きじゃないのは払ってるし

 

また何の言いがかりを言い始めたのか知らないけど

ストレスでアレルギー症状が出て薬飲んでも全身痒いし、手とか皮がポロポロ剥けてるし

何故かずーっと下腹も痛いし、私の方も精神的余裕はマイナス値

相変わらずギャーギャー言いながら部屋のドアを蹴るしで、またしても休日が台無しだと呟いた私の声を拾った母が憎しみ込めて叫んだのは

 

「休日が何よ!私なんか人生を台無しにされたんだから!!」

 

 

そうですか、私がいることで人生台無しですか

お互い様ですねー

 

私のことが分からなくなって混乱しているわけではない

「アンタなんかは娘なんかじゃないって削除して、何一つ遺さない!みんなあげるつもりだったけどやめた!」

と続いたくらいだしね

まぁ実の娘と思っているか、養女設定かまでは分からんが

 

親子の縁を切る事は、現在の民法では残念だが不可能

戸籍を分けようと他と養子縁組しようと、実の親子関係の解消や否定にはならない

よって権利と義務も解消されない

遺言書を残しても法定遺留分の相続権は消えないし、扶養義務も消えない

 

そもそも感情だけでモノを言う母が実務を考えているわけもなく

弁護士の所に行けば全て自分に都合いいように解決すると思い込んでいるフシがある

そもそも認知症で既に介護認定受けているのだから、医師2名以上の立会いと判断能力診断無しでは有効な遺言書の作成さえ不可能

実家を売る話だって、母が一人でしようとしても認知症の人間には契約における法的能力はない

でも自分は至ってマトモだと思っているので、例え筋が通らない事でも通ると考え、世間に通用しないはずがないと自信を持っている

むしろ私の方が間違った世間知らずなので、みっともなく恥を撒き散らすと、そう言っていた

 

 

過干渉で依存して都合よく子供を使ってきていておいて

お前のせいで人生が台無しになったとな

コレも毒親セリフあるあるじゃない?

 

こっちもロボットじゃないので、こんなことばかり言われてりゃ顔を合わせたくないし

声を聞くだけで落ち着かなく不安定になって、時には脂汗かくほど震えたり、死にたくなるようになっているのよ

自己防衛本能による拒絶反応が起きてるのよ

それに無理矢理逆らって相手をするストレス

自分のことしか考えない母には、全く通じないだろう

 

 

早く自分で稼いで自分を養えるようになって出て行きたかった

漫画も本も友達と遊ぶのも禁止だらけだった子供時代の反動も大きかった

 

だけど結局今に至るまで完全脱出できないまま

飼い殺しされてきて

今は母の望む時間に思うように応対しないといけない召使い状態を強制されている

それを拒否しているから、母がすぐに機嫌が悪くなって泣き落としにきたり(実際には泣いていない)、癇癪を起こして騒いだり

 

その時は意思が通らないことの原因が私にあるとして

私の人間性否定、行動否定、そして存在否定

その上で自分が被害者だと訴える

こんな子でも一生懸命育てたのに報われないと

母に自省の文字はない

 

母が「私、反省したの」という時は、自分が悪かったと言いながら相手を責めるやり方

「あなたに求め過ぎたのかもしれないわね、だって私はあなたは出来る子だと思っていたから、こんなことで負けない子だと思っていたけど、買い被っていたみたいね、私が悪かったわ」

という具合に

全く自身に落ち込んでいないから悪いと思っていないのが丸わかりで、ただの嫌味でしかない

余程の愚鈍でもない限りムカッと来る言われよう

勝手に期待しておいて、思った結果が得られずに期待外れだと勝手に残念な人扱い

 

 

 

被害妄想は悪化の一途

私が出て行けと言ったなんて可愛い方で

いきなり人の部屋に来て

「ほら、私を殺したいでしょ。刺したら気味がいいでしょ!」

「いいわよ!あんたに殺されるなら本望よ!」

「さあ!殺しなさい!」

とトチ狂ったことを喚く

何で私が犯罪者にならないといけないのさ、これ以上母のために人生を棒に振るくらいなら自分の人生をたたむわ

第一サクッと人を殺せるほどの技術もないもんで

アレはためらったり中途半端なことをしたら死ぬより大変な事になるし、その後始末は誰って自分じゃん

犯罪学で自殺他殺の色んなケースをやったけどさ、プロ以外は余程の精神状態じゃないと、後は運がないと刺殺は無理よ

絞殺は体力も気力もないと無理よ

しかも遺体の跡が汚いよ

ドラマは綺麗に作ってあるけど、実際には綺麗に殺すのは難しいからね

そこまでの思いは残念ながら親に対して持ってないな

 

 

あー早くプロの手に預けたい

母の財産なんか何も残らなくていいし、実家を売ってもいいから

私には「優しかった母の笑顔を、温もりを思い出しました」なんてことは一生ないけれど

何せ記憶のある2歳以降、そんなの見たことないし、0歳児の頃は生きているのか祖母が「見ておいで」と心配する程ずーっと寝ていたそうだから、母は側を離れていた時間が長かったようだし

あったかい思い出はない

大人になって私が努力して母に合わせて共に過ごした時間ならあるけど

 

我が家には昭和までの日本にある「家族幻想」が元から通じない環境だったから

 

母が描いた通り、一人で生きていける、むしろ一人を好む人間に育ったんだけど、育てた張本人が一人で生きることを拒否、否定するとはね

ホント矛盾だらけ

 

母と顔を合わせたくないからトイレも我慢

 

早く明日になって会社に行きたい